冷夏と火山の噴火の関係について。地震が発生する可能性も?

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冷夏と「火山の噴火」「地震」の間には
何らしらの関係があるのでしょうか。

これについては諸説ありますが、
少なくとも何かしらの相関関係は
あると言ってもよさそうな気がします。

ここでは、冷夏と火山の噴火、地震の関係を
時系列的にそれぞれ確認していきましょう。

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冷夏と火山の噴火の関係について


冷夏と火山の噴火の関係について考察する前に、

そもそも火山とは何か、噴火とは?

この事についてはっきりさせておきましょう。


P.S

冷夏の定義や意味については⇩⇩をご覧ください。

→冷夏の定義や反対語を解説。売れるものや作物への影響は?




本題に入ります。



まず火山ですが、これは地殻のマグマが
噴出することでできる地形のことを指します。


そして、地下のマグマが外に出る現象が噴火です。

噴火は火山活動の一つで、噴火物の成分や量は
さまざまだと言われています。



火山の噴火によって
多量のエアロゾル(細かい塵)が空気中に放出され、
日傘効果という太陽放射を抑制する現象が起こり、
日照不足によって温度が下がることがあります。



これによって、冷夏になる場合があります。



例えば、1783年に起こった
アイスランドのラキ山の噴火は、
その後数年にわたりヨーロッパに冷夏をもたらし、
大洪水被害も記録しました。


この影響のためフランスでは1785年から連続で食糧不足となり、
異常気象はヨーロッパの農作物に大変大きな被害を与えました。


余談ですが、このラキ山の噴火は
1789年に起きたフランス革命の原因の一つだとも言われています。



また1816年は「夏のない年」と呼ばれる冷夏でした。


この前年に、インドネシアにあるタンポラ山が起こした
大噴火は史上最大規模と言われているのですが、
この噴火が原因となって、
地球規模の冷夏が発生したという説もあります。


これによって、ヨーロッパやカナダ東部、北アメリカ、
そして中国北部では飢餓が発生したり、
あるいは長雨のために疫病が発生するなど、
多くの死者を出しました。



他には、1993年の日本は記録的な冷夏で、
戦後最大の米不足となり、米騒動が起きました。


その原因は、1991年に噴火した
フィリピンのピナツボ火山のためと言われています。


1994年以降は冷夏があまりなかったのは、
このピナツボ山噴火以降に
大規模な噴火がないからではないかと言われています。



そのような中で2015年4月22日、42年ぶりに
南米チリのカルプコ火山が噴火しました。


火山灰は隣国のアルゼンチンにも達し、
稲妻も多く発生しています。


このカルプコ火山が噴火が
わが国でおこる冷夏の発生に影響を与える可能性は
これまでの火山の噴火と冷夏の関係を考えると、
全くないとは言えないところ。


何かしらの備えを
今から講じておくのも必要なのかもしれません。

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冷夏と地震の関係について


また、冷夏の年と大きな地震の間には
何かしらの関係は存在するのでしょうか。


1954年以降の主な日本の冷夏の年と
M7以上の地震をあげてみます。



※1954年:冷夏の年


・1955年:硫黄島で7.2の地震
・1958年:托促島付近で8.1の地震
・1961年:日向灘沖地震7
・同年:浅間山が噴火
・1962年:十勝岳が噴火、十勝沖地震M7
・1963年:托促島付近地震8.1、
・1964年:新潟地震7.5
・1968年に十勝沖地震M7.9が発生



※1969年:冷夏の年


・同年:色丹島沖地震7.8
・1970年:小笠原諸島西方沖で7.1
・1972年:八丈島東方沖でM7.2
・1973年:根室半島南東沖地震7.4の地震



※1974年:冷夏の年


・同年:新潟焼山が噴火



※1976年:冷夏の年


・同年:草津白根山が噴火
・1978年に有珠山が噴火
・同年:住伊豆大島近海地震7、托促島南東沖で地震7、宮城県沖地震M7.4、托促島付近で7.2の地震が発生
・1979年:阿蘇山中岳が噴火



※1980年:冷夏の年

(M7以上の地震は発生せず)



※1981年:冷夏の年


・同年:三陸沖でM7の地震が発生



※1982年:冷夏の年


・同年:浦河沖地震M7、茨城県沖でM7の地震があり、



※1983年:冷夏の年


・同年:日本海中部地震M7.7、青森県西方沖M7.1、
・1984年:三重県南東沖M7、鳥島近海M7.6、日向灘7.1の地震が発生

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※1988年:冷夏の年


・1989年:伊豆東部火山群の海底火山が噴火
・同年:三陸沖でM7.1の地震が発生



※1991年:冷夏の年


・同年:雲仙普賢岳が噴火
(M7以上の地震は発生せず)



※1993年:冷夏の年

(戦後では1954年に次ぐ2番目の冷夏と記録されている)

・同年:釧路沖地震M7.5、北海道南西沖地震7.8、
・1994年:日本海北部で地震M7、北海道東方沖地震M8、北海道東方沖で再びM7.2、三陸はるか沖地震M7.6が発生
・1995年:岩手県沖でM7.2、阪神淡路大震災M7.3
・1998年:石垣島南方沖地震7.7、小笠原諸島7.1。
・2000年:黄鳥付近で7.9の地震、三宅島が噴火
・同年:小笠原諸島西方で7.2、とM7.3の鳥取県西部地震が発生



※2003年:冷夏の年

(なんと10年ぶり!)

・同年:宮城沖地震7.1とM8の十勝沖地震が発生
・2004年:新潟県中越地震、
・2005年:福岡西方沖地震7、宮城県沖地震7.2、
・2007年:中越沖地震と
・2008年:岩手宮城陸地7.2



※2009年:冷夏の年

・2011年3月11日:東北地方太平洋沖地震9、宮城県沖地震7、福島県浜通り地震7
・2014年:御嶽山が噴火



こうして見ると、大きな地震が
およそ2年に一度は起きているようですね。


まとめ:冷夏と火山の噴火、地震の関係について



この記事では、冷夏と火山の噴火の関係、
そして戦後日本で発生した地震について
あわせて確認していきました。


地殻変動がもたらす火山の噴火と地震、
それによって起こる異常気象の冷夏、
そして数年内には大きな地震が発生する。


それらは連動していると言っても
不思議ではない気がします。



なお、⇩⇩の記事は、
冷夏について詳しく解説しているので、
あわせてご覧になってみて下さいね。



→冷夏って何?よく聞くけど意味は知らないあなたへ解説!



・冷夏とはどういう意味なのか
・冷夏の時期に売れるものとは?
・冷夏が作物に与える影響とは?



このようなことについて、
分かりやすく解説しています!

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